CATEGORY | 滋賀
2021.08.25
writer | シガだね編集部
今回は、滋賀県近江八幡市にある
『湧水の恵みファーム』さんにお邪魔してきました。
芳井さんは滋賀県初!サラノバレタス認定生産者さんなんです!
サラノバレタスとは?何が魅力?たくさんお聞きしてきました。ぜひご一読ください♪
オランダの種苗会社、ライク・ズワーン社の商標登録で、英語の「 salad innovation 」(サラダ革命)から考えられた新しいタイプのレタスです。
ライク・ズワーン社と契約を交わした生産者のみ、栽培、販売することができます。
国内では15軒、滋賀県では湧水の恵みファームが" 滋賀県初 "のサラノバレタス認定生産農家です。
最大の特徴が、ワンカットレタスと呼ばれ、
根元の芯の周りをカットするだけで、すべての葉っぱがバラバラに分かれます!
お花のような可愛い形になり、通常のリーフレタスに比べ、葉っぱの枚数が2倍〜4倍になり、葉肉が厚く、形が小さく揃うため、カット面も小さくなり、褐変しにくく、日持ちします。手軽にボリュームのあるサラダが出来上がります。見て楽しい、料理して楽しい、食べて楽しい、まさにサラダに革命を起こすレタスです♪
ーhttps://yu-sui.jp/サラノバレタス/ より引用。(湧水の恵みファーム 公式サイト)
このように、まさにサラダ界に革命を起こす”salanova” レタス。
魅力あふれる品種の魅力ポイントを私目線で勝手ながらまとめてみました!
ご家庭で使われる際も、飲食店などで活用する際も手間要らずでとにかく便利!
葉野菜って外側と中側など、それぞれに葉のサイズが違うのは当たり前!大きい葉に関しては、ちぎってからお皿に盛ったり、へたっている部分はロスになってしまったりすることもありますよね。
しかし、このレタスは、ワンカットでバラバラになるという便利さに加えて、一枚一枚の葉のサイズ感も均等で、枚数も通常のレタスの2倍〜4倍!わざわざカットする必要もなければ、生産時のサイズ調整までお受けしてくださるそうです。
サイズ調整ができる故、
飾りつけ用、サラダ用、包む用…
多様なシチュエーションにも手間要らずで対応出来ます!
サラノバレタスは、良い遺伝子を選りすぐって育てられているため、不出来なものはほぼ無し!
使い手が食卓やお店でロスを減らせるのはもちろんですが、生産段階でも不出来なものが少ないため、作り手さん自身も食材ロスを防ぐことが出来ます!
わたしたち飲食企業のように、大量の食材を使う場合、このような条件はとても有り難く、味のクオリティーや品質を保つ上でも欠かせないポイントです。
とっても癒されました!♪
これは、飲食店で料理をお出しする上でも、食卓を彩る上でもとっても素敵なポイント!まず形がとにかく可愛い!写真の通り、お花のような形をしているんです♪盛り付けのアイデアや、料理の楽しみも倍増しそうですよね!
私が思う、サラノバレタスの魅力をまとめてみました!
強いていうならこの三つ!ということでまとめてみたのですが、何故、魅力に溢れているので絞るのがとても大変でした。。。笑
サラノバレタスの魅力はお伝えした通りですが、
食材に一番大切な ”味”、”美味しさ” はここでこそ生まれたもの。
湧水のめぐみファームさんは、
農園名のごとく、地下の湧水を使用した水耕栽培を行われており、この地域の水質は、そのまま飲んでも問題ないほどに良質なんだそうです。これぞ美味しさの秘密!
そして、サラノバレタスのほかにこの水でたくさんの品種を育てられています。水菜、小松菜、辛子菜など…年間15種類以上!
さまざまな種類を季節毎に入れ替え、通年収穫できるような工夫が凝らされています。
実際に、生で頂いた小松菜には本当に驚きました!
見た目はもちろんなのですが、これ小松菜?!と思ってしまうほどジューシーで甘い、歯応えも抜群!食卓でもメインを張ってしまうほどの存在感です。
ハウスの下には4トンのタンクが埋まっているそうです。
そこから水を引き上げ室温の管理、乾燥の管理をするため、天井からミストを撒く。その水を野菜達が吸い取ることで、栄養がまた地下に帰っていく。そうして、常に循環させることで水質を一定に保たれているんだそうです。
栽培方法もとても興味深いもので、まるでベルトコンベアのよう。
収穫を終えたパネルは再び一番奥へとセットされ、新しい苗が植えられます。
成長過程を俯瞰してみることが出来るので、とても新鮮な体験でした♪
通年、味落ちせず出荷できるというのも水耕栽培ならではですし、時期に関係なく彩り豊かなミックスパックはとっても魅力的です!ぜひ一度、お試しくださいませ!
ハウス内にもいろ、形、大きさ、様々な品種が並び、まさにいるだけで楽しい空間でした!
通年を通して出荷できる食材が多いことや、日持ちの良さなど、自社で使うという点においても魅力的な部分が多く、うちのスタッフもかなり食い気味で話を伺っていました!笑
今現在、世の中が抱える食問題。食材ロス。
こうして山を越え、海を超え、オランダから革新的な品種を取り入れるという事にとても刺激を受けましたし、以前お伺いした、Two rabbitsさんの言葉『地球規模で考え、地域レベルで行動する』という表現を思い出しました。
まさにサラダ界に革新を生む品種。
どこで、誰が、何を作っているのかに加え、”何のために”作っているのかを感じられる素敵な出会いでした。
善弘さんのお父様の趣味で珍しい品種がたくさん育てられていました!
ホオズキや南国の果物など、料理人達も大興奮。笑
素敵なハンチング帽子を身に纏うお父様、とってもチャーミングなお方でした♪
・湧水の恵みファームでの直接販売
・近江八幡 ファーマーズマーケット/ きてか〜な
・彦根 パリヤ
・ポケットマルシェ
CATEGORY | 滋賀
2021.08.25 writer | シガだね編集部